今年を振り返って

まだCSが残ってるんだけど、10日にセリーグの全日程が終わったのでレギュラーシーズンを振り返ってみようかなと。結果的には2位でシーズンを終えたわけだけど、中日・巨人より頭1つは抜け出ててもおかしくなかったというのが今シーズンの第一印象。
終わってみればチーム打率は.290。↓の5人が居て、ここ数年では最強の打線だったと思う。とくに鳥谷は3割100打点とやっと.280の壁を突破して、ひとつ殻を破った感じ。んま、外野守備というのが不安要素ではあったけど、浅井や藤俊、終盤戦では平野がスタメンで外野に回ったりとその不安要素をいくらか除去できたと思うし。金本のことに関しては何度か書いたし省略。他には大和、上本、坂といった若手が頭角を表してきたしね。打撃に関しては申し分ない。

鳥谷 .301 19HR 104打点 173安打
平野 .350 1HR 24打点 172安打
マートン .349 17HR 91打点 214安打
新井 .311 19HR 112打点 177安打
ブラゼル .296 47HR 117打点 167安打
城島 .303 28HR 91打点 168安打

で、チーム防御率はリーグ4位の4.05だったけど打線のことを考えれば十分カバーできる数字だと思うし、先発では1年間通して久保がローテを守ったし、スタンリッジは終盤に疲れが出た感じだけど10勝したし、能見は怪我から復帰してから大車輪の活躍だったし、先発陣が苦しいところで救世主のように秋山が出てきたし、中継では中盤までは西村、終盤あたりは久保田が活躍したし、球児は全盛期の勢いはなくなったけど十分に抑えとして働いてくれたと思うし。個人的には数字で見るよりかは投壊という印象じゃない。んま、左の中継不足や球児に繋ぐ形が固定できなかったとか、ローテをなかなか固定できなかったといのは痛かったけど。
大事な試合を落とすというプレッシャーに対する弱さというのも優勝を逃した要因ではあるけど、やっぱり采配ミス(主に継投ミス)というか、監督の差だよな。継投ミスでは9月に入ってから球児をイニング跨ぎで行かせたり、好投してた久保を早い回で変えたりと…。久保は普通にやってたら最低でも2つは勝ち星が多くてもおかしくないしね。とにかく謎の継投が多かった。で、監督の差というのは終盤戦での大事な場面で落合や原みたいに監督がマウンドに行かなかったことだよな。あまり行かなかったどんでんでも05年9月7日の中日戦でマウンドに行って、その試合は延長戦の末勝ったわけだし、その後優勝したしね。ん〜、どうも試合を見てて真弓は選手を奮い立たせるというのがない気がするんだよな。どんでん時代よりかは若手を起用してるというところは良いと思うんだけど、それ以外で良いイメージがない。。。CSでは真弓やるじゃんというような場面を見せて欲しいんだけど。無理か。