引退試合？

藪に対して引退試合プラン浮上だそうで。なかなか粋な計らいをするね。もう1度縦縞を来てマウンドで投げる姿を見たいし、やって欲しいな。んま、行けるかどうかは知らんけど。

阪神の２軍投手コーチに就任した藪恵壹氏（４２）の引退セレモニーを行うプランが浮上した。南信男球団社長は１８日、来季オープン戦でのセレモニー開催について「営業部と話し合います」と明言した。酒井清史球団営業部長も３月９日の楽天戦などを候補に調整する考えを示唆。週明けにも本格的な検討を開始する。
長年にわたって猛虎を支えたかつてのエース。新たな門出にはやはり、黄色いメガホンに彩られた花道がふさわしい。１７日に今季限りでの引退とともにファーム投手コーチ就任を表明した藪氏に区切りのセレモニーを用意するべく、球団が検討を開始する。
今季オフに楽天を自由契約となり、その後も現役続行に意欲を見せていた同氏だったが、１２月初旬に引退を決意。かねてオファーを受けていた阪神の２軍投手コーチへの就任が決まった。０４年オフにメジャー挑戦のため阪神を退団した後、日米で複数の球団に在籍した同氏だが「阪神の選手？そういう認識は強いです」と南球団社長。営業部との間でセレモニー開催に向け検討する考えを示した。
実現となれば甲子園開催の来春のオープン戦が濃厚となるが、酒井営業部長は「本人の意向もあるし、話をしてみます」と本格検討に入る考えを明言。毎年巨人とのオープン戦で新入団選手の紹介をしていることから、３月１３日の巨人戦を候補に挙げ「新コーチの紹介はしていないので、現役引退をピックアップすれば」と開催に向けたプランを明かした。
このほか、２０１１年の甲子園初ゲームとなる同９日は、昨季在籍した楽天との試合。阪神時代に２年間をともにした星野監督が敵将を務めるだけに、こちらも有力な候補となる。
１７日の会見で、今後も自主トレを続行する考えを明かした藪氏。コーチ就任後であることから実戦登板はできないが、始球式などでの登板なら可能。「５５歳まで１４０キロ台を出すことが可能」と話すなど、パフォーマンス維持に意欲を燃やす藪氏だけに、実現となればかつてない“本気投球”でのセレモニーも期待できる。
週明けにも本格検討が行われる夢のセレモニー。思い出の聖地で放つ往年の快速球を、虎党が待っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101219-00000009-dal-base