外れ外れ外れ1位

ドラフトで外れ外れ外れ1位だった駿太が実は大当たりかもという話。外れ外れ外れ1位が1年目から活躍となると結構な話題になる感じだね。そういや、群馬のイチローって呼ばれていたんだっけ。

オリックス岡田彰布監督(53)が20日、ドラフト1位・駿太外野手(17)=前橋商=の高知1軍キャンプ帯同を決定。当初は沖縄での練習試合終了を区切りに、2軍で基礎を積ませる計画だったが「(2軍の)宮古島に帰す理由がない。内容良すぎるやろ」と軌道修正に踏み切った。
北谷での中日との練習試合は雨天中止となったが、石川の室内で黙々とバットを振る駿太に指揮官は手応えを口にした。「自分のスイングで対応できてるし、力負けしてない。もうちょっと苦しむと思ってたけどな」。その可能性は想像をはるかに超えていた。
宮古島での紅白戦4試合で16打数6安打と大暴れ。岡田監督は1軍帯同を決めたが、来年以降をにらんで、経験を積ませるための“昇格”だった。だが、19日のサムスン戦。体勢を崩しながら右手1本で右前に運んだ一打を見せられ、「そういう気になるよ。ああいう姿を見せられると」と、前言撤回し、オープン戦での起用を決めた。
開幕1軍をにらんで、不動の中堅・坂口との兼ね合いを考慮し、21日の練習試合から右翼へコンバートされる。高3の日米親善試合以来の守備位置だが、駿太は「ちょっと不安だけど、どこでも守れるようにイメージしていきたい」と定位置奪取に意欲をみせた。
史上初の“外れ外れ外れ1位”で岡田監督が「今年のドラフトは失敗」と唇をかんでから3カ月。17歳の若者が、指揮官の思いを大きく覆そうとしている。

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