守備固め不要?

新井に三塁1本で勝負して欲しいとのこと。んま、無難に守備固めを使えば良いと思うんやけど、それほど新井に対して期待というかプレッシャーを掛けているといった感じやろな。個人的には守備以上に、全盛期の金本みたいなここぞという時の勝負強さというのを見せて欲しい。

阪神新井貴浩内野手(34)に2日、久慈照嘉内野守備コーチ(42)から、来季に不動の三塁手として起用するための条件が示された。今季安定感を欠いた守備を磨き直し、来年春季キャンプ初日から、首脳陣が「守備固め不要」と確信できる姿を見せることを求めたのだ。これに新井も表情を引き締めて応じた。
和田阪神1年目の7年ぶりV達成のためには、逃げや妥協は許されない。来季に向け、久慈コーチは「新井にはサードで勝負してもらう。1年間、サード1本でやってもらわないと困る」と言いきった。
一塁・新井も選択肢にないわけではないが、ベストの布陣を組むのが至上命題。「ブラゼルの外野コンバートはない」と現実的に自軍戦力を見つめ、新井には退路を断って不動の三塁として復活するよう求めた。
「今年のままの安定感を欠いたスローイングでは、チームが勝つための手段として、こちらも手だてを打たないといけないこともある」。守備固めや、シフトのやりくり…。だが、それは戦力を100%発揮できていないことを意味する。
そのためにも久慈コーチは厳しい注文をつけた。「キャンプ初日にシートノックがあれば、そこで今年は変わったという姿を見せてほしい」。
この日、プロ野球コンベンションが行われた東京から帰阪した新井は「自分もそのつもりでトレーニングしています。今年のように投手陣に迷惑をかけられない。初心に帰って練習していきたい」と応じた。帰阪後は甲子園クラブハウスへ。地道に肩回りなどを鍛え直す日々。守るべき仕事場はひとつだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111203-00000020-dal-base