安藤降格

無期限2軍ですか。不甲斐ない投球が続いていたので当然ですね。安藤の代わりに石川とか鶴を上げて欲しいな。スタンリッジを先発させるらしいんだけど、どうなんでしょうかね?友達曰く、スタンリッジは安藤並みという話みたいだし。んま、今の安藤よりかはましな気がするけど。

阪神5‐8中日」(25日、甲子園)
阪神がカード3連勝を逃した。先発の安藤優也投手(32)が4失点(自責点3)で自己最短の1回1/3KO。試合後には無期限の2軍降格が決まった。3年連続で開幕を任された投手が、4月に不調で登録抹消になるという異例の事態。27日からは勝負の9連戦が控えている。真弓監督にとっても苦渋の決断だった。
特大の一発を浴びたダメージからか、思うように投げきれない歯がゆさが邪魔をしたのか。一撃で壊されたリズムを立て直せぬまま、無情のゴングが響く。二回に森野の右前適時打で4点目を失うと、久保投手コーチから降板を告げられた。スタンドがざわめく中、安藤は肩を落としてベンチに戻った。自己最短の1回1/3でのKOで、試合後に2軍降格が決定した。
「ホームランで終わって、次の回からピシッといってくれれば良かったんだけど、なんか向こうのタイミングも合ってるしね」と真弓監督。回復の兆しを感じなかったための、早期の降板。中日戦3連勝をもくろんでいただけに、余計に重すぎるスタートとなった。
初回だ。森野に1死一塁から右前打を許し、送球間に二進されて1死二、三塁のピンチを招いた。迎えたブランコに投じた初球。外角スライダーを完ぺきにはじき返されると、打球は左翼席中段への特大3ランとなった。左翼・葛城が、一歩も動かずに見送った強烈な弾道。その後は、追加点を与えなかったものの2死満塁のピンチを招く不安定な内容だった。
被弾したボールは高かったのかという問いに、安藤は「そうやね」と淡々と答えた。二回も先頭からの安打と犠打で1死二塁となると、森野に右前適時打を浴びたところで屈辱の降板。2日のナゴヤドームでの対戦では、3回1/3でマウンドを降りていた。リベンジを果たせないだけでなく、登録も抹消された敗戦だ。
3年連続開幕投手を任された今季は、開幕戦で白星を挙げたもののその後は未勝利。久保投手コーチは「初回でしかも1球。きついですよね。マウンドに上がらせているけど(投げている)イニング数は減っていく」と話した。安藤は2日の中日戦後に、現在のフォームにした05年以降のビデオを繰り返し見て、復調のきっかけを探していた。ただ結果を出せず、首脳陣の決断が下された。
開幕投手が9連戦を前にした4月下旬に、不調で登録を抹消されるという異例の事態。首脳陣は安藤自身に今後の方向性などを考えさせた上で、「復肩」への道を探るが、現時点で1軍再昇格のメドは立っていない。敗戦以上に厳しい現実。優勝を狙う上で、安藤の存在は不可欠だが、今はまだトンネルの出口が見えない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100426-00000017-dal-base