W杯

テレビで見たけど、完全に入ってたね。んま、サッカーに限らず、誤審があったとしても、それを含めて試合だから仕方ないとは思うけど。それが4年に1度のW杯という舞台だし、しかも明らかに入ってたしね。サッカーもビデオ判定を導入したらどうっていうのもあるんだけど、試合を一時中断しないといけないし、サッカーでは導入するのは難しいかな。。。

◆南アW杯第17日 ▽決勝トーナメント1回戦 ドイツ4―1イングランド(27日、ブルームフォンテーン) イングランドが誤審に泣いた。1―2の前半38分、MFランパード(32)=チェルシー=が放ったシュートはゴールラインを割っていたが、判定はノーゴール。勢いをそがれると、その後は失点を重ねて3大会連続の8強進出、1966年以来44年ぶりとなる優勝の夢を断たれた。
試合終了の瞬間、カペッロ監督(64)は苦り切った表情でピッチに背を向けた。イングランドがW杯で4失点を喫するのは1954年スイス大会準々決勝でウルグアイに2―4で敗れて以来。“サッカーの母国”の名は、まさかの惨敗で地に落ちた。
“世紀の誤審”に足をすくわれた。1点差に詰め寄った直後の前半38分。ランパードが中央からふわりと浮かせたロビングシュートはクロスバーに当たり、確かにゴールラインを割った。しかし判定はノーゴール。拳を突き上げていたカペッロ監督は信じられない様子で頭を抱えた。
66年イングランド大会決勝の同カード(当時西ドイツ)では延長前半、クロスバーに当たって真下に落ちたイングランドFWハーストのシュートがゴールと認められて物議を醸した。44年後、その再現が起きた。同点弾は“幻”となり、流れを失った。
因縁の対決だった。ドイツとは通算12勝5分け10敗。そのうちW杯では4度対戦。1勝1分け2敗と分が悪かった。英紙は「因縁はサッカーだけではない。ドイツは特別な相手」と書き立て、対決色をあおった。
そんな戦いだけに、主導権を握られても闘争心がなえることはなかった。2点を失った前半37分、右サイドのCKからつなぎ、MFジェラードのクロスにDFアップソンが頭で合わせて1点を返した。しかし、“誤審”が選手に与えた精神的ダメージは大きかった。
最後まで本来の姿は取り戻せなかった。今大会奪った得点はわずかに3点。破壊力は影を潜めた。1次リーグでゴールのなかったエースFWルーニーは欧州チャンピオンズリーグ準々決勝、バイエルン戦で痛めた足首痛をスロベニア戦で再発。後半途中での交代を強いられ、患部の回復具合が心配された。
前日練習ではキレのある動きと力強いシュートを披露。英紙は「3人のGKが能なしに見えた。本物のルーニーが戻ってきた」と絶賛して期待をかけたが、この日もプレミアリーグで2位の26得点を挙げた姿はなく、無得点でW杯を終えた。
◆ドイツ元審判、誤審を糾弾 ○…イングランドMFランパードの幻のゴールについて、ドイツのテレビ局の取材に応じたドイツ人のクルグ元審判は「信じられないミス」と審判団を糾弾した。「明らかにゴールラインを越えている。映像を見なくても分かる。副審が見ていないとダメだ」と話した。ドイツサッカー協会のツバンツィガー会長も「観客席から見ていた私でも、ゴールに入ったのが見えた」と証言。判定をめぐって論争が起きるのは必至だ。

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