迷走

優勝を逃した真弓続投で2軍で優勝した平田更迭って何やねん…。真弓更迭、平田1軍監督昇格だったら分かるんだが。。。サンスポだから事実とはまだ言えないけど、もし事実やったらホンマに有り得へんわ。ん〜、更迭というよりかは星野の後輩だから星野とともに楽天へという流れでの退団になるんかな。。。てか、真弓も「続投意志?変わらんよ」じゃなくて、進退伺いくらいは出せよ。

セ・リーグクライマックスシリーズ・ファーストステージ、阪神6−7巨人、第2戦、巨人2勝、17日、甲子園) 真弓続投、平田更迭−。阪神は4点リードを守れず、継投失敗で2連敗。巨人に2連敗で敗退となった。真弓明信監督(57)は来季続投意志を改めて表明。対照的に、今季ウエスタン優勝に導いた平田勝男2軍監督(51)が更迭となるいびつな組閣方針が17日、明らかになった。
行き場のないフラストレーションが甲子園で爆発した。2連敗、しかも大逆転での終戦。悲鳴とため息、そして怒声。メガホンやペットボトルなどが投げ込まれ、フェンスによじ登って叫ぶファンや真弓監督やフロントへ説明を求めてスタンドに居座るファンも。そんな喧噪の中、ベンチ裏で指揮官がナインを集めた。
「1年間、ごくろうさん。来年に向けて、リベンジや」
短い言葉で選手へ訴えかけた。3年目となる来季も続投は決定済みで、試合後にも改めて「続投意志? 変わらんよ」とキッパリ。さらに1軍スタッフも全員が留任する方向だ。レギュラーシーズン終了後には木戸ヘッド、岡野手チーフコーチがV逸の責任をとって“進退伺い”も行ったもようだが、球団側はコーチ陣を強く信頼する将の意向を尊重し、慰留。改めてテコ入れなしの方針を固めた。
一方で、2軍では平田監督の更迭が明らかになった。就任から4年“星野イズム”を引き継ぐ厳しい指導で大和、上本、秋山、西村らを1軍に輩出してきたが、その方針には賛否両論あった。皮肉にも、V逸した1軍の指揮官が続投となり、対照的に4年ぶりのウエスタン優勝に導いた指揮官は退団となる見通し。後任には吉竹育成部課長が就任予定で、新体制で動き出すことになった。
託されるリベンジ。それだけ真弓阪神に来季課せられる責任は大きい。「今シーズンを象徴するような試合。勝ち切れないし、勝負弱い」と南球団社長が表情を曇らせたように、大事な試合を落とし続けて僅差で優勝を逃したペナント同様、CSでも再び、ファンを裏切る終焉だった。
背水の2戦目。六回まで4点リードしながら、久保田、藤川の必勝リレーで逆転を喫した。継投失敗での敗戦は今季、何度も目にしてきたシーンだ。初の甲子園で宿敵の巨人戦。盛り上がった分だけ虚しさが募った。勝負所で必ず勝てなかったこと、ベンチが勝たせられなかったこと。これだけ重なればもう、“たまたま”ではすまされない。
「短期決戦に弱い、ここ一番に弱いところが、消化できなかった。来年に向け、いい課題になったんじゃないか」と真弓監督。さらに「野手は球際に強くなってほしい。打つ方は選球眼、ストライク、ボールの見極め。投手も、もうひとつ攻めていく気持ち。そういうところを、一つずつ強くなっていかないといけない」と改革を掲げた。
山積の課題を抱えながら、同じ体制、同じ布陣で戦う来季は、よりベンチの手腕が問われる。もう同じ失敗は許されない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101018-00000001-sanspo-base




んで、サンスポでこんな記事が出る一方で夕刊フジで真弓を更迭、金本クビで、星野再任という記事もあったわけで。んま、夕刊フジだからね。星野の再任はあり得んけど、星野が楽天に行くついでに金本も連れて行って欲しいと思ったり。

阪神は17日、巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦で6−7で逆転負けを喫して連敗。ペナント終盤戦同様の勝負弱さを露呈し、CS敗退が決定した。真弓明信監督(57)の来季続投は確定的な情勢に関西の政財界関係者からは「真弓更迭、星野仙一監督待望論」が噴出。さらに存在感なくシーズンを終えたチーム最高年俸の金本知憲外野手(42)のリストラ断行と激震は免れない。
ペナントも日本一の栄冠もつかみ損ねた。本拠地甲子園なら圧倒的有利という大方の予想と期待を裏切ってのまさかの連敗終戦だ。
阪神・坂井信也オーナー(62)は試合後、悔しさから「今季を振り返って? きょう振り返るのはやめましょう」と報道陣からの質問をさえぎり、そそくさと帰路についた。
怒りのオーナーとは対照的だったのが真弓監督だ。すでに今月8日に坂井オーナーから続投要請を受けており「続投の意思? 変わらんよ」と早くも来季の指揮へやる気満々。スタンドから飛び交う罵声にも「ここ一番に弱いのを払拭できなかった。来年に向けてのいい課題になった」と淡々としたものだ。
ペナントレース終盤から、“ここ一番”という試合で、ことごとく敗れてきた真弓阪神。采配を疑問視する声が多い指揮官をはじめ、チームがこのまま無風でオフを迎えるなんて甘すぎる、という厳しい意見が出るのは自然だろう。さっそく阪神ともつながりの深い関西の財界関係者が、火の手を上げた。
「関西の大方の政財界人は真弓監督は今年で終わりで、来年は星野さんが監督をするものと思っていた。地盤沈下する関西経済の浮上のきっかけを作るのは星野再登板だという認識だった。それが今月になって『真弓続投』と報じられてから、各企業のトップは皆『タイガースは何を考えているのか』と言っている」
真弓監督更迭星野仙一オーナー付シニアディレクター(63)の監督復帰待望論だ。中日、阪神での監督生活13年間でリーグ優勝3回。特に2003年、暗黒時代にあった阪神を優勝まで引き上げ、関西を猛虎旋風で活気づかせた星野監督の手腕を関西政財界のお歴々は高く評価している。“闘将”の下、勝てる阪神を再び−というのが願いだ。
ただ、その星野氏は来季、楽天監督就任が濃厚。きょう18日にも楽天が正式に就任要請し、阪神も「なりたければどうぞ」と、星野氏の考えを尊重する考えを打ち出している。そんな阪神の姿勢にも、前出の同関係者は歯がゆさを隠さない。
楽天の監督就任話にも坂井オーナーは『(星野さん)選ぶのはあなた』という姿勢。星野さんも(球団に対し)『何がなんでも残ってほしい』ではないのかと残念に思っている。(球団首脳は)タイガースは単なる一球団ではなく関西圏全体を揺るがしうる球団であるという認識を持っていない」
そんな関西政財界の声を阪神球団のトップは無視できるか。続投確定的となっている真弓体制も、ぶざまなCS2連敗で情勢は一変。盤石でなくなってきていることは確かだ。まずは、V逸の責任の所在を見いだし、改善しないことには来季への前進はかなわず、リストラは避けて通れない。その対象一番手は、ズバリ金本だ。
真弓監督の下での2年間の成績は、打率・253、36本塁打、133打点。チーム最高の4億5000万円の年俸に見合う数字とはいえない。特に右肩を痛めた今季の低迷ぶりは著しく、今回の巨人とのCS第2戦は、スタメンを外れ、代打でも出番はなかった。
今年4月に連続フルイニング出場が1492試合で止まったが、連続試合出場は1763試合で継続中。この一戦はCSのため、記録は来季以降継続されるが、日本シリーズを含めても、広島時代の1998年7月7日以来の欠場だ。
球団幹部は「金本に気を使って連続出場にストップをかけられないわけではなく、段階を踏んでやっていこうという考え方だ」と話す。この試合の欠場は、まさにその“肩たたき”のサインだ。
今季3回目のFA権を取得した金本に対し、球団は残留要請をする旨を明言し、すでに水面下で交渉に入っているが、大減俸は必至。“肩たたき”のサインを当然感じ取っている金本もDH制のあるパ・リーグ移籍を考えざるを得ないだろう。
既定路線通り星野氏が楽天監督就任となれば、金本もFAで楽天移籍という可能性が膨らんできた。星野氏と親しい財界関係者も、「星野さんが楽天の監督になったら、金本選手を引っ張る可能性はある」と証言する。
真弓更迭、星野再任の大どんでん返し、金本のリストラは? ブラウン監督電撃解雇の楽天、身売りの横浜に続き、阪神にも大激震が走る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101018-00000001-ykf-spo