斎藤
ん〜、この時期からこれだけ騒がれるとかなりのプレッシャーだろうな。あまり騒がずに、もう少し静かに見守ってあげても良いんじゃないかなと思うわけで。
日本ハムのドラフト1位、斎藤佑樹投手（早大）が12日の新人合同自主トレーニングでプロ初練習に臨んだ。約2500人のファンらに注視される中、足元を見詰めるように「1年間、体を壊さないように体力づくりをしたい」と言う。
練習前から多数の観客が並んだ千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアム。ランニング、ストレッチの後、塁間ほどの距離のキャッチボールでは、フォームを確かめて投げた。
続いて室内練習場でノックを受け、全体メニューは終わったが、その後も残って20分ほどランニング。「大学でもいろいろ考えながらやってきた。合同と言っても、自分の思った通りにやる」と、騒がれるのに慣れているだけあって、周囲に流されないところを見せた。前日の入寮ではプロ生活への不安も漏らしたが、「体を動かした分、やるぞという気持ちになった」と笑顔。
視察した梨田昌孝監督は「注目されるので本人も大変だが、いいスタートが切れた」。この日のスタッフ会議後、斎藤を2月の1軍キャンプ（沖縄県名護市）メンバーに入れることも明言した。
