分離開幕

セリーグは予定通り、パリーグは4月12日の開幕に決まったそうで。選手の心情というのも考慮すべきことではあると思うが、沈痛な思いで居たとしても被災地の現状が良くなるわけではないと思う。「勇気を与える」という建前の理由じゃなくて、プロの選手として試合をしてファンの人に来てもらい、売り上げの一部を寄付して、ファンからも募金をして貰えれば少しは被災地のためになると思う。だから個人的には開幕を支持したい。ただ問題なのは電力消費。甲子園、ナゴド、マツダは問題ないにしても、関東にある他の3球場はどうするのか?ハマスタ計画停電の区域内みたいだし、神宮と東京Dは23区内で計画停電の区域から外れているにしても相当な電力を使うだろうし。ちなみに同じ23区内の皇居は計画停電の時間に合わせて自主的に電力使用を取りやめているわけだし。昨日も書いたけど、やはり電力問題が解決するまでは西日本の球場でやるべきだと思う。電力問題以外にも余震のこともあるしね。んま、フロントの方はそういうことも含めて予定通りの開幕を主張したと思うし、何らかの対策を考えていると思いたい。てか、一番気になるのはこれで選手とフロントの間の溝が大きくなること。これが一番の心配ごと。あと、ナベツネはもう表に出てきて欲しくない。

プロ野球加藤良三コミッショナーは17日、都内の日本野球機構で会見し、セ、パ両リーグの今季の分離開幕を発表した。パ・リーグ東日本大震災の被害状況がなお拡大していることや、被災球団である楽天が本拠地Kスタ宮城で試合開催ができないことなどを考慮して4月12日に開幕を延期。セ・リーグは予定を変更せず25日に強行開幕することを決定した。
15日の緊急理事会で25日の開幕内定を決めたセ・リーグは、この日、都内のホテルに球団代表らが集まり、開幕日程の最終調整を行った。最終決定日を迎えて、選手会からは、15日に続いて2度目の開幕延期要請が6球団に寄せられ、再検討されたが予定通り開幕することを決定した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000057-dal-base