迷走する開幕日

セリーグの開幕日は迷走している模様。個人的には東京で試合を行わない(特にナイターや東京D)など電力問題を解決する日程さえ組めたら29日でも良いと思う。だけど、それを1週間で出来るかは微妙なところ。流れ的に4月12日開幕になりそう。野球で「勇気を与えたい」というならばセパ同時開幕というのには一理あるしね。
各球団の動向としては中日はドームでのデーゲームや神宮での学生野球との兼ね合いを理由に東京の球団は東京以外の球場での開催を検討するべきという考えを示していて、巨人は開幕日変更に関しては慎重な姿勢。他の球団は分からないけど、ソースは不明だが巨人の意向で29日開幕が決まったという噂も聞いたから、他の球団も開幕の更なる延期もやむを得ずといった感じなんかな?んま、球団も何だかんだいって企業活動をしなあかんわけだし、選手に給料を支払う義務があるし、赤字を出さないようにしないといけないし、球団と選手の他にも関わっている人達はいるわけだし、球場の変更は結構難しい問題のような気がするけど、そういう時にこそフロントが奔走しないとね。
で、プロ野球の開幕問題を自分なりに考えてみたんだけど、被災者の中には野球どころではないという人も大変な生活だけど野球を見たいという人も居るだろうし、被災者は野球どころじゃないとう意見に一括りにするのに違和感がある。なんだか「被災者の気持ち」、「4月12日開幕」という言葉が独り歩きしてる感じが否めない。そういや、この機に乗じて夕刊フジ(特に江尻)が徹底的なセリーグ批判を展開してるわけだけど、あれは書きすぎだよな。んま、江尻の記事は真に受けずに一種のエンターテイメントと見たらそれなりに楽しめるから良いんだけど。

プロ野球セ・リーグの新純生理事長(ヤクルト球団常務)は22日、文部科学省などから消費電力の大きいナイターの自粛を改めて求められたことを受け、29日に予定していた公式戦の開幕なども見直す可能性があることを明らかにした。
新理事長は「(パ・リーグと同じ)4月12日開幕も含め、理事会で検討する。セ、パ同時開幕を希望している選手会の考えも改めて確認する」と語った。24日にセの理事会、26日に12球団のオーナー会議が開かれる。
22日午前、新理事長は加藤良三コミッショナーらとともに文科省経済産業省を訪れ、開幕を当初の25日から29日に延期した経緯や、4月3日まで東京電力東北電力管内の球場ではナイターを行わない方針を説明した。しかし、高木義明文科相から「ナイターは国民の理解を得られていない」とし、当面自粛するよう再考を求められた。
パ・リーグは4月中は両電力管内でナイターを行わない方針を打ち出しており、22日、蓮舫節電啓発担当相に報告した際には「相当考えていただいた」と評価された。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000129-jij-spo