不動?

今年はFAには動かないとか。戦力がどうとかで優勝を逃したわけではないしね。ただベンチがアレやっただけやと思うし。んま、個人的には加藤康介は欲しいな。もしくは巨人を戦力外になった藤田。左のワンポイントならいけそうだし。戦力外になってるから安い年棒でいけるというのが魅力だよな。

無風の予感−。フリーエージェント(FA)有資格者が権利を行使するための手続き期間が8日、スタートした。リーグ優勝を逃し、巻き返しを狙う真弓阪神だが、現状では静観の構え。補強ポイントは投手だが、ターゲットが有資格者に見当たらず、凍結された外国人獲得に続き、FA補強が見送られる公算が高まった。
静かなスタートとなった。日本シリーズが終わり、いよいよFA申請が解禁。ストーブリーグの動向に球界の注目が集まる中で、虎に性急な“着火”はなし。ひとまず、静観の構えだ。
沼沢球団本部長は西宮市内の球団事務所で「あさって(10日)にトライアウトがあるんで、動きはそれ以降になりますね」と説明した。さらにドジャースの独占交渉権が切れ、FAになった黒田博樹投手(35)について「今慌てて獲りにいくというあれ(動き)ではないですね」とコメント。ブレーブスで登板機会が少ない川上憲伸投手(35)らの大型補強へ動く可能性も「何とも申し上げられない。検討しておく、ということで…」と受け流した。
わずかの差で優勝を逃した今オフ、虎の補強ポイントは投手陣。ただ、何としても新戦力を…という動きは、まだない。FA戦線スタートのこの日、球団首脳は「まずは様子を見ます」と現状のスタンスを説明した。
球団は先週末、秋季キャンプ地の安芸で編成会議を開き、真弓監督と意見をすりあわせた。練習休日のこの日、指揮官は現有戦力の底上げに意欲。「バントや盗塁を成功して、出場機会を増やして、レギュラーになっていくのが普通の道じゃないかなと思う」とスペシャリストの育成に意気込んだ。
阪神2002年オフ、当時の星野監督(現楽天)が金本(当時広島)をFAで獲得して以降、大型補強で戦力を充実させてきた。派手に動いたここ数年に比べると、今オフは明らかに無風だ。
支配下登録は70人が上限。予定は最大68人で、現在すでに68人。球団は2人ほど育成契約に変更する予定だが、獲得できる余裕はそこだけだ。横浜を自由契約となった左腕・加藤康介投手(32)を獲得へ向け調査中。支配下登録の枠を考えるとFAはより慎重に検討することになる。
ただもちろん、まったく動かないわけではない。チームとして必要か、獲得できるか、吟味する。急いで手を出さない。久々に“静かな虎”。今後が注目だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000005-sanspo-base