岩隈

結局、交渉決裂で楽天に残留か。楽天球団からしたら岩村松井稼の獲得資金の当てが外れた感じかな。

米大リーグのアスレチックスは6日夜、ポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を獲得していた楽天岩隈久志投手(29)との契約が不成立に終わったと発表した。これにより、同投手の楽天残留が決定。1998年に始まった入札制度で、落札球団が決まりながら契約に至らなかったのは初めてとなった。
アスレチックスは11月上旬に30日間の交渉権を獲得。岩隈の代理人を務めた団野村氏によると、同19日の初交渉で4年契約、総額1525万ドル(約12億7000万円)を提示された。岩隈側は同意せず、決裂の状態に。最近になり米紙が交渉再開と報じたが、米東部時間7日午前0時(日本時間同日午後2時)の期限内にまとまらなかった。団氏は「誠心誠意、交渉したが、代理人として勧められる条件にならなかった」とコメントした。
楽天のエースとして通算101勝(62敗)を挙げた岩隈は、来季中に海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)の資格取得条件を満たす見込みだが、今オフ、ポスティング利用による大リーグ挑戦を球団に直訴し、容認された。規定により、1910万ドル(約15億9000万円)とされるアスレチックスの落札金は楽天に支払われない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101207-00000072-jij-spo