相撲

春場所が中止ということだそうで。野球賭博など度重なる不祥事があったが、今回の八百長問題が止めを刺したといった感じかな。本場所の取りやめは65年ぶりで、不祥事での中止は初めてということで、まさに歴史に最大の汚点を残す結果となったわけで。

今年3月から開催予定だった春場所を中止すると決定したことについて、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)が6日会見し、「春場所開催を断念することにいたしました。長きにわたる相撲の歴史に最大の汚点を残す結果となってしまった。謝っても謝りきれない。本当に申し訳ない」などと謝罪した。
放駒理事長は春場所中止の第1の理由として、「ファンの方々にご理解いただけない状況では、本場所を開催してはいけないと思っている。無料で一般開放し、番付を査定する場としてはどうかという意見も出たが、1人でも無気力相撲の疑いをかけられている力士が存在する限りは、一生懸命やっている力士も同じ目で見られかねない」と述べた。
さらに第2の理由として、「(八百長の)疑惑調査が難航している。特別調査委員会と協力して、全力で取り組んでいるが、膿を完全に出し切るまでは土俵上で相撲をお見せすることは出来ないと考えている」などと話した。
日本相撲協会は同日、臨時の理事会を開き、八百長疑惑の影響のため春場所の中止を決定。八百長への関与を認めた3人の力士の処分検討は持ち越しとなった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110206-00000532-sanspo-spo